食べる力が発達段階のお子様へ(きざみ食の作り方)

さて本日は前回のペースト食に引き続き噛む力、飲み込む力が上手になってきた子供たちのためにミキサーを使ってきざみ食の作り方をご紹介していきます。ふくろうの家のメニューは親御さんの負担を軽くするため普通食を再調理し子供たちにもお父さん、お母さんと同じ料理が食べられる事の楽しみも学んでいただけるように心がけています。

では、本題のきざみ食を作っていきます。昨日のメニューはゴロゴロサラダと唐揚げでした。この二種類の料理を再調理していきたいと思います。

 

まずはサラダです。使う食材はコチラ。

じゃがいも、かぼちゃ、ニンジン、アスパラはお湯にコンソメを入れ湯がいてあります。他の野菜はレタス、トマト、きゅうり、たまねぎです。※たまねぎは水にさらしたものを使い、ミックスベジタブルは一度煮立てて解凍してあります。

 

上記の野菜をミキサーに入れてきざんでいきます。じゃがいも、かぼちゃを入れることによりまとまりがありこどもたちにも食べやすいサラダに仕上がります。※ミキサーにかける時間は数秒程度。子供の発達状況に合わせて時間を調節することで粗目、細かめのきざみ食になります。

 

続いて唐揚げをミキサーにかけていきたいと思います。

唐揚げはかたく、水分が少ないのでコンソメを溶いたお湯を大さじ1～2杯程度入れほぐれるまでミキサーにかけていきます。

 

ミキサーにかける前のサラダと唐揚げです。

 

出来上がりの写真です。非常にまとまりのある食べやすいきざみ食ができあがりました。スタッフで試食も行いましたが、サラダの方は食べやすく「野菜嫌いの子供たちにもまとまりがあるので食べやすいのでは、見た目が野菜そのものではないのでよいのでは」との意見もありました。ぜひ一度ご家庭でもお試しください。おすすめです。